陶芸体験のすすめ

陶芸に興味がある人は、まず陶芸体験に参加してみてはどうでしょうか。陶芸体験とは、数時間から数日間のものまでいろいろありますが、基本的には継続的に陶芸を教わるのではなく、単発で行われる教室に参加するというものです。初めて陶芸に触れる人を対象にしているものも多いので、いきなり教室に入会するのはちょっとという人や、とりあえず一度陶芸に触れてみたいという人にはぴったりだと思います。教室のように、長い期間をかけて徐々に技術を向上させることを目的としているわけではなく、その日一日を陶芸で楽しむことが大切なので、しっかりした指導をしてもらうというよりは手伝ってもらいながら作品を仕上げるのが体験の特徴です。そういった意味では気軽に参加できるので、まずはお友達と一緒に参加してみるのもいいかもしれませんね。最近は都心部で陶芸を楽しめるところも増えているので、会社帰りに陶芸体験ということも十分可能です。

陶芸体験にはいくつかのタイプがあり、普段は会員向けに陶芸教室をしているところが、1日体験のような形で行っているものもあります。この場合は、単発で陶芸を楽しむということのほかに、その教室の雰囲気を体験するという性格も持っています。つまり、気に入れば入会したいんだけど、まずは体験からスタートというものです。現在あちこちで陶芸教室が開かれていますが、教室によって内容はかなり違います。講師との相性もありますし、雰囲気も気になりますよね。まずはあちこちの一日体験に参加して、気に入った教室に通うというのもいい方法ではないでしょうか。もう一つは観光地などで行われている陶芸体験です。陶芸は地方によって有田焼や萩焼など特色のある焼物がいろいろあります。そういった地方に旅行などに行った時に陶芸体験を行うことで、自分で色付けをしたものなどを持ち帰ることができるのです。もちろん製品としてきれいにできた焼物を買って帰るのもいいですが、自分の手が加わったものを持って帰るのはとてもいい思い出になりますよね。ただし、こうした陶芸体験は事前に予約が必要なことが多いので、旅先で参加したい場合は特に下調べをしておくようにしましょう。